雑記

ゴジラと戦車の歴史。怪獣と戦った日本の戦車はどれぐらい強いのか?

シンゴジラ(C)2016 TOHO CO.,LTD.

 

2016年に大ヒットした「シン・ゴジラ」はご覧になりましたか?

有名人はわんさか出てきて、自衛隊も全面協力の上、あんなに素晴らしい映画が出来ました。

監督の「庵野秀明」氏は天才です。斬新な手法で今までにないゴジラの映画を作り上げました。

何気なく見ているゴジラ映画ですが、いつも前線に立ってゴジラと戦っている「戦車」は注意して見たことはありますか?

1954年「ゴジラ」から始まって2016年「シン・ゴジラ」まで、戦車は何両も変わってきたのです。

今回は「ゴジラと戦ってきた戦車」にテーマを当てます。あなたも戦車好きになれますよ!

ゴジラと戦ってきた有名な戦車の種類は4両!

ゴジラと戦った歴代戦車

 

男なら誰でもあこがれる戦車。操縦してみたいし、砲弾も撃ってみたい。ゴジラが出てきたなら、自身は真っ先に戦車に乗って戦いに行きたいぐらいです。

女性には分からない、男のロマン

男性諸君は分かっていただけるだろうか?日本の戦車は「世界でも優秀」なのです。知ってましたか!?

そんな優秀でゴジラと戦ってくれる戦車を紹介していきます。

 

 




ゴジラと戦う戦車 その① 61式戦車

61式戦車

引用元 Wikipediaより

戦後初の国産戦車「61式戦車」(ロクイチ)

1953年(昭和28年)から研究が開始され、「米軍のM47を目標に、90mmガンを装備する30t前後の戦車」を目途に、1956年に第1次試作、1960年に第2次試作を完了し、1961年4月「61式戦車として制式化され、1975年までの間に560両が生産された。

また、日本の地形に起伏が多く、平地が少ないという日本の国情に合わせて、待ち伏せを主戦法とする戦車駆遂軍的な思想が設計に取り入れられ、日本国産初の主力戦車としては歴史的・戦略的意義には大なるものがあった。

主要諸元は、重量35t、乗員4名、主武装90mmG,570馬力空冷ディーゼルエンジン、最高速度45km/hであり、関連車種として67式戦車橋、70式戦車回収車がある。

 出典:陸上自衛隊第7師団ホームページ

 

戦後初めて開発された国産戦車であり、第1世代主力戦車です。

1964年「モスラ対ゴジラ」から戦闘に参加、昭和のゴジラや怪獣たちと戦闘を繰り広げてます。

それから平成の時代になり1993年「ゴジラVSメカゴジラ」まで出てきます。

昭和のゴジラシリーズでは、仮想兵器をのぞいたらエース級の働きをしてくれました。

昭和のゴジラシリーズを見ると、活躍している61式が出てきます。長い間活躍して、なかなかの頑張り屋さんです。

2000年の「90式戦車の配備」につき、全車退役しています。価格は当時1961年で1億円です。

 

ゴジラと戦う戦車 その② 74式戦車

74式戦車

引用元 Wikipediaより

昭和~平成を守ってきた「74式戦車」(ナナヨン)

61式戦車の90mmGは、その開発当初から早晩旧式化することが分かっていたが、諸般の事情からあえて制式化されたものであり、後継車種の開発が望まれいた。

1965年(昭和40年)以来、エンジン、トランスミッション、射統装置、戦車砲等の部分試作が始まり、1968~69年に第1次試作2両、第2次試作4両が製作され、1974年9月に74式戦車として制式化された。

毎年50~60両ペースで生産され、平成3年(1991年)3月879号車(量産型としては873両)をもって生産を終了した。

また、74式戦車は61式戦車の後継として開発され、第2世代主力戦車に分類される戦車で部内での愛称は「ナナヨン」なお、関連車種として、78式戦車回収車、87式自走高射機関砲及び91式戦車橋などがある。

主要緒元は、重量38t、乗員4名、主武装105mmG、720馬力空冷2サイクルディーゼルエンジン、最高速度53km/hで、油気圧式懸架装置による姿勢制御、潜水渡渉、及びレーザ測距・弾道計算機搭載による射撃統制装置に特徴がある。

 出典:陸上自衛隊第7師団ホームページ

 

74式戦車は61式戦車の後継として開発された第2世代主力戦車です。

1984年「ゴジラ」から戦闘に参加しています。平成の「VSシリーズ」を通してゴジラや他の怪獣と戦い2002年の「ゴジラ×メカゴジラ」まで出てきます。

平成のゴジラ「VSシリーズ」「ミレニアムシリーズ」では、90式戦車の少し陰になってしまったさみしい戦車です。

前の61式戦車より少しサイズが大きくなりましたが、火力の性能は向上しました。

61式戦車のときは「火力不足」が問題になってましたが、この74式戦車がカバーしています。

射撃管制装置にはレーザー測距儀や弾道コンピューターなど、当時の最新技術が盛り込まれています。

価格は当時で約4億円ほど。

今は90式戦車や10式戦車に変わっていく時代の流れに逆らえず、車両数は減ってきています。

自身の成長といっしょの月日を送ってきたこともあり、この戦車は1番思い出深いものがあります。

自身を「戦車好き」にしてくれたのも、この74式戦車。この戦車が一番好きです。ありがとう、74式戦車。

 

 

ゴジラと戦う戦車 その③ 90式戦車

90式戦車

引用元 Wikipediaより

平成を支えてきた「90式戦車」(キュウマル)

「外国のどの戦車にもひけをとらず、全てにおいて新規開発の最先端技術を盛りこむ」という大方針のもと研究開発が進められ、1979年システム設計が開始され、1981年部分試作、1985年第1次試作、1987年第2次試作が完了し、1990年(平成2年)8月6日「90式戦車」として制式化された。

なお、関連車種として90式戦車回収車がある。90式戦車は、その制式化時点において列国のどの戦車にも勝るとも劣らない最新の技術を駆使した傑作戦車であり、1993年度末の装備数は76両である。

また、1990年(平成2年)度から2009年(平成21年)度までに61式戦車の全てと74式戦車の一部を更新するために341輌が調達された。

主要諸元は、重量50t、乗員3名、主武装120mmSB(滑空砲)1500馬力水冷10気筒2サイクルディーゼルエンジン、最高速度70Km/hで、油気圧懸架とトーションバー併用のハイブリット懸架方式、水中排気方式による潜水渡渉、自動装填装置、各種センサー(風向・速、装薬温度、砲耳軸傾斜、砲歪み等)・デジタル計算機・捏線映像装置・照準具安定装置採用による夜間・走行間射撃の可能及び精度向上、及び複合装甲・レーザー検知装置・個人給気式CR防護装置等の採用による防護力の向上等が主要な特徴である。

 出典:陸上自衛隊第7師団ホームページ

 

世界の戦車、トップクラスに比肩する性能を誇る第3世代戦車

1989年「ゴジラVSビオランテ」から戦闘に参加しています。平成の「VSシリーズ」から「ミレニアムシリーズ」も活躍。最新作の「シン・ゴジラ」も戦闘に参加しています。

平成になってパワーアップしたゴジラや怪獣たちを圧倒する90式戦車。

この90式戦車の登場で「世界の戦車の強さに遅れていた日本」がやっと能力が並ぶようになります。

M1A2エイブラムス(アメリカ)やレオパルト2A6(ドイツ)と肩を並べるぐらいまでになりました。

2004年の世界主力戦車ランキングでは第3位にあげられています。主砲は「ラインメタル社の44口径120mm滑腔砲」を備え走行間射撃が可能。

走行射撃では3km先の目標に命中させる精度をもち、アメリカの軍関係者を驚かしました。

自動装填装置を採用する他、照準具安定装置を使用して大きな揺れの中でも砲撃ができます。

現在はコストダウンが出来ていて、価格は約8億円です。今でも現役の90式戦車。多方面に配備され、現在の日本を守ってくれています。

シン・ゴジラでの「タバ作戦」では活躍している90式戦車のカッコいいところが見れます。

 

 

ゴジラと戦う戦車 その④ 10式戦車

10式戦車
引用元 Wikipediaより

最新兵器「10式戦車」(ヒトマル)

陸上自衛隊の最新の国産主力戦車であり、国産の自衛隊装備品としては4代目である。

自衛隊は第3世代の90式戦車を上回る、第4世代戦車と定義している。開発は防衛省技術研究本部、試作・生産は三菱重工業が担当した。

戦闘力の総合化、火力・機動力・防護力の向上、小型・軽量化などを達成し、2009年(平成21年)12月に「10式」と命名された。

主砲には日本製綱所の国産44口径120mm滑腔砲(軽量高腔圧砲身)を備え、新型の国産徹甲弾の使用により貫徹力を向上させている。

また、90式戦車と同様に自動装填装置を採用し、乗員は車長・砲手・操縦手の3名である。小型・軽量化と応答性・敏捷性の向上のため、水冷4サイクルV型8気筒ディーゼル機関と油圧機械式無段階自動変速操向機(HMT)を組み合わせた動力装置(パワーパック)を搭載する。

また、全国的な配備・運用のために車体を小型軽量化したことで重量は約44tに抑えられており、更に着脱が容易なモジュール型装甲を実装している。

日本の戦車・戦闘車両としては初めてC41システムを装備したことも特徴である。平成22年度(2010年)より調達が開始されており、平成23年度(2011年)より富士教導団戦車教導隊などから順次部隊配備される。

平成24年(2012年)に量産第1号車が富士学校機甲科部に引き渡された。

出典:陸上自衛隊第7師団ホームページ

 

61式・74式・90式に次ぐ4代目となる最新国産主力戦車

「シン・ゴジラ」で初参加。

シン・ゴジラでは東京に侵入しようとするゴジラを阻止しようとしている活躍ぶりが見れます。

「タバ作戦」のときに行進間射撃も駆使しながらHEAT(砲弾の種類)でゴジラの脚部を砲撃しています。

このときの第1戦車中隊長に「斎藤工」さんが指揮を執っています。こんな色男が自衛隊にいるのか?というぐらいカッコいいです。

10式戦車は「火力・防護力・機動力」の向上を求められ、サイズが90式より少し小さく、重量は90式が約50tに対して、約44tまでになりました。

大きく左右に蛇行しながら正確な行進間射撃を行う「スラローム射撃」が可能になり「動きながらの精密な砲撃の高さ」を持っています。

10式戦車はC4Iシステム(Command Control Communications Computers and Intelligence〈指揮・統制・通信・コンピュータ・情報〉)を国産戦車で初採用しています。

これで「10式戦車同士が相互に情報を伝達し、敵や味方に関する情報の共有」ができます。

外国の戦車に負けない日本の戦車になったわけです。価格は9~10億円ほど。

ぜひ「シン・ゴジラ・」見てください!カッコいい10式戦車と斎藤工さんが見れます。

これからの日本を守ってくれる10式戦車。カッコよくてほれぼれしちゃいますね。

 

 

 




まとめ

小さいころから見てきた、ゴジラの映画。その分、ゴジラといっしょに戦車も見てきたのですね。

ゴジラの出現するところに戦車ありです。

ゴジラ映画を見てください。カッコいい戦車の活躍が見れますよ。

 

 

 







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ねねこ
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