秋から冬にかけて出てくるのがカメムシ。大量発生もしてやっかいな虫です。
何も害がないのなら問題はないのですが、
「カメムシの臭いは強烈でクサイ!」
という嫌な虫です。外の温度が低くなると温かさを求めて部屋に入ってくることもあります。
部屋で見つけたときは、とても嫌な気持ちになってしまいます。
何とかして部屋から追い出したい!と思うが嫌な臭いを出されても困る…。
そんなとき、どうやったらカメムシをうまく退治できるのか?
退治でやってはいけないこと。また、正しい退治の仕方を紹介します。
うまくやれば、嫌な臭いを出さずに退治することはとても簡単です。
これで、カメムシからの悩み、嫌な気持ちから解放されますよ。
カメムシの退治の仕方 やってはいけないこととは?
「部屋で変な臭いがする…」
気づいたときには、カメムシが部屋の中にいる…。
部屋から追い出そうとして、無理な方法だとカメムシが嫌な臭いを出して困ってしまいます。
こうならないためにも、この退治の仕方はNGというものを紹介します。
この退治の仕方だけは絶対にやらないでくださいね。不愉快な気持ちになってしまいますから。
やってはいけない退治① 手でたたく
誰もがやらない退治の仕方ですが、何の虫か区別がつかないときにやってしまう恐れがあります。
住んでいるところが田舎で、カメムシの形が分かっている人は大丈夫ですが、初めて見る人は特に注意を。
手にとても嫌な臭いが付いてしまい、急いで手を洗っても臭いはすぐにとれないでしょう。
それだけ、カメムシの臭いは強烈なのです。
バチンとたたく前に、何の虫かを確認してみましょう。
カメムシは自分の臭いで死んでしまうことがあるそうです。それだけ嫌な臭いを手につけたくはありませんよね。
やってはいけない退治② 掃除機で吸い取る
一見、ベストな方法かも?と考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、これは大きな間違いです。
吸い取ってから、カメムシが掃除機の中で嫌な臭いを出すと空気の排出口から臭いが部屋中に拡散します。
それで、一気に部屋中カメムシの臭いで充満してしまうこともあります。
掃除機の紙パックがいっぱいで捨てる直前ならまだいいのですが、最近の掃除機は紙パックがありません。
死んでいるとはいえ、カメムシを手で触るのは嫌ですよね?
掃除機で吸い取ることは、控えたい退治の仕方のひとつです。
やってはいけない退治③ 殺虫スプレーをかける
こちらは、やってはいけない退治というより「できるだけ控えたい退治」といったほうがいいでしょう。
なぜなら、カメムシはかなり生命力が強い虫なのです。
殺虫スプレーをシュッとかけただけではまず、死ぬことはないでしょう。
10秒~20秒かけても生きていることもあります。
あまりに長い時間殺虫スプレーをかけると、スプレーが空になってしまうこともあります。
殺虫スプレーをかけることに問題はありませんが、退治できなくイライラしてしまうことも少なくありません。
部屋に入ってきたカメムシはこうやって退治しよう
何とかして、部屋から追い出すか退治をしたいカメムシ。
「やってはいけない退治の仕方」は間違っても行うべきではありません。
では、どうやってカメムシを追い出す?退治するのか?
いまから紹介する方法をぜひ試してみてください。
きっと、嫌な思いをせずにカメムシを追い出すor退治することができますよ。
これでカメムシを退治する① ペットボトルを使って
一番最初は、ペットボトルを使って退治をする方法です。
空のペットボトルの口をカメムシにそろっと近づけて、そのまますくってキャップを閉めるワザです。
カメムシは動きが遅い虫なので、比較的成功することでしょう。
ただ、間違ってもペットボトルの口でカメムシをつぶさないこと。
臭いが部屋中に広がってしまうので注意をしましょう。
ある程度の虫は触れる人向けの方法です。
これでカメムシを退治する② 瞬間冷凍スプレー
やってはいけない退治の仕方では「殺虫スプレー」を紹介しましたが、こちらは瞬間冷凍スプレーです。
ここ最近の新しい殺虫スプレーの種類になります。
ムカデ、蛾、クモどんな虫にも効果を発揮するのが冷凍スプレーのいいところ。
もちろん、カメムシにだって効果はバツグンです。
夜遅くに、部屋に入ってきたカメムシを普通の殺虫スプレーで退治すると部屋が汚れてしまいます。
殺虫スプレーの薬品が、ベッドやソファに付くのは嫌なものです。
しかし、冷凍スプレーは薬品を使ってないのでじゅうたん、カーテンにかけてもシミにならないから安心です。
凍らせて、紙ですくって部屋の外にポイッとすれば簡単ですね。
2社ほど試しましたが、フマキラーの冷凍スプレーが安くて、効果もありオススメです。
これでカメムシを退治する③ ガムテープで動けなくする
少し長めに伸ばしたガムテープをカメムシの上にかけましょう。
できることなら、軽く抑えるとカメムシは身動きができなくなります。
そのまま挟んで捨ててしまうことがベストですが、気持ちが悪いなら外に一晩置いておきましょう。
朝になったら、カメムシは死んでるはずです。
長めに伸ばしたガムテープを折り返して、そのままごみ箱へ。
手が汚れないようにガムテープを長めに準備することがコツです。
これでカメムシを退治する④ コロコロを使う
こちらは、ガムテープに似た退治の方法になります。
ガムテープを使ってもカメムシを退治するなんて無理!という女性にはオススメです。
じっとしているカメムシの近くまでコロコロを持っていき、ペタッと引っ付けてしまえばいいわけです。
あとは、ガムテープの処理と同様に一晩外に置いておけばいいのです。
部屋に入ってきたカメムシは、明るい光に反応してブンブン飛び回るときもあります。
そんなときにも、コロコロを使った退治方法は効果を発揮します。
虫が特に苦手な人に、オススメの方法です。
これでカメムシを退治する⑤ 網戸の隙間を埋める
最後は網戸に隙間テープを貼る方法です。
今までは、カメムシが侵入することを前提としていました。
カメムシは背が低いため多少の隙間なら抜けてきます。
これが、部屋にカメムシが入ってくる理由のひとつになっています。
網戸に隙間テープを貼るときのポイントは、
- 隙間テープの毛が長いものを使用すること
- 心配なら隙間テープを二重すること
- 網戸の上下に隙間を作らないようにテープを貼ること
窓、網戸が開けづらくなるのは確実です。
しかし、カメムシの侵入を防いでくれるのは間違いありません。
わたしも数年前に貼るのを始めました。カメムシの侵入がゼロになったか?といえばそうとはいえません。
ですが、数がかなり減ったことは間違いありません。
この隙間テープは、オールシーズン使えるので夏の嫌な虫の侵入もいでくれるのでずっと貼っておいても問題ありません。
わたしが以前使ってたテープに似ているのはこれです。
カメムシ(虫)の侵入の他に、風、花粉、音の侵入も防いでくれるので、一度は試してみたいアイテムです。
(※隙間テープを貼るときは、毛の長さに注意してください。かなり開閉が難しく恐れがあります)
隙間テープで、カメムシの悩みを根本的に解決しましょう。
まとめ
秋から冬に頭を悩ませるカメムシの退治方法の紹介でした。
嫌な臭いさえ出さなければ、別に問題はないのですが仕方がありません。
紹介した方法でうまくカメムシを退治したいものです。
わたしのオススメの退治の方法は「コロコロ」です。
手を汚すことなく、飛んでいるカメムシにも対処できますよ。