ここ数年でブームになりつつあるのが「ソロキャンプ」です。
始めてみたいという声をよく聞きますが、なかなかその気になれない人もいるようです。
「難しいのかな…」「ひとりでテントを張るのって…」「夜とか不安…」と始めるのに躊躇してしまうのが悩みだそうです。
超初心者がソロキャンプを始めるには?
必要不可欠なグッズやソロキャンプを始めるときの第一歩ってどんなものなのでしょうか?
誰でもできます、ソロキャンプ!このキャンプグッズは必要不可欠
超初心者がソロキャンプをするにあたって必要なキャンプグッズは何なのか?
本や雑誌を見ればテントやコンロ、チェアと書いてありますが、どの本を見ても痒い所に手が届いているわけではありません。
わたしがソロキャンプを3回経験したときに、「これは最低限必要だ」と感じたものです。
- 自分ひとりで立てることができるテント
- テント内で重要!ライトとインナーマット
- 虫よけスプレーやかゆみ止め
- 調理用の水と○○用の水
- 時間潰しができるもの
なぜこの選択が必要なのか?ひとつずつ説明していきます。
持っていけば「なるほど」と納得してもらえます。これからソロキャンプを始める人は参考にしてくださいね。
そのテントひとりで大丈夫?簡単設営・軽い・コスパ良しを選ぼう
キャンプ用品店やネットショッピングを見れば、ずらっとカッコいいテントが並んでいます。
ブランド物や多機能なテントを選びがちになりそうです。しかし、超初心者のうちは間違っても選ばないように。
初めてソロキャンプをするなら「ひとりで簡単に立てることができる」ものを選びましょう。
自転車やバイクに載せることも考えて選んでみるのもいいかもしれません。
設営時間は5分以内を目安に!それ以上時間がかかるのなら、超初心者には不向きです。
ソロキャンプに行く前に部屋の中で、2~3回練習しておくことをオススメします。
いくつかのテントを見比べて購入した【Bears Rock ハヤブサテント】はいかがでしょうか?
一度作ってしまえば、簡単に慣れます。5分以内でできあがるので「Bears Rock ハヤブサテント」オススメです。
設営に時間が不要、コスパ良し、ひとりで寝るには十分なスペース。と超初心者にとってうれしいことばかりです。
テント内に寝袋の他にもグッズを置くスペースがあるので、寝ているときでも安心できます。
ロゴスの一人用テントも超初心者には使い勝手が良くなっています。
いざ、キャンプ場で何分もかかってテントの設営をしているとかなり疲れます。
着いたらすぐにテントの設営ができる、これってかなり大切なことです。数回ソロキャンプをしたことで気づいたポイントです。
初心者に忘れがちなキャンプグッズ。マットとライトはいいものを
もし、ソロキャンプを車で行くのならインナーマット(寝袋の下に引くマット)は良いものを選んでみましょう。
地面からの寒さを防いでくれる役目を持っているので、寒い時期にソロキャンプをするなら、インナーマットは必需品です。
ペラペラなものを選ぶとテントの下の石や木の枝のふくらみで、寝ているときに体に違和感を感じてしまうので注意を。
反対に自転車やバイクでキャンプに行くなら、薄くて軽量な方がいいでしょう。
テント内での使用するライトも必要です。
「スマホの明かりがあるから大丈夫」と侮ってはいけません。
電気を付けておくことで、夜中目を覚ましたときでもすぐに行動をとることができます。
初めのうちは、暗闇のテント内は慣れないものです。わたしも暗闇の中でコケました。
明かりを夜中付けておけば、防犯の役目にもなるのでテント内でのライトは必須といえるでしょう。
虫よけスプレーとかゆみ止めは、夏のソロキャンプなら必ず持参
わたしが初めてソロキャンプを体験した季節は秋の終わりごろでしたが、かゆみ止めが必要でした。
季節外れの蚊っているんですね…。
虫よけスプレーやかゆみ止めを持っていかないと、虫に対してイライラしてしまいキャンプどころではありません。
蚊に刺された程度なら問題ありませんが、他の虫に「刺された、噛まれた」は放っておくことは良くありません。
余裕があれば、「ポイズンリムーバー」というグッズもあると心強いです。救急セットがあるとなお心強いです。
ソロキャンプをしている最中です。緊急処置ができるか?できない?はいうまでもありません。
夏~秋にかけてソロキャンプを考えている人は、持っていくものリストの候補に入れておきましょう。
準備をしておくべき。調理用の水と○○の水があれば快適ソロキャンプに!
当たり前ですが、キャンプで水はかなり貴重なものになります。
車でソロキャンプに行くなら、飲料水を数リットル準備しておいてもいいでしょう。水はどれだけあってもジャマになりません。
飲料水の他にも、「どんなことにでも利用できる水」を用意しておくのがポイントです。
もし、あなたのテントが炊事場からかなり距離があったとしたら?歩いていくだけで面倒ですよね。
少し手を洗いたい、キャンプグッズの汚れを落としたい、たき火の消火。どんなことにでも使えるので大変便利です。
他にも、就寝前にタオルを湿らせて体を拭いたり、朝に顔を洗ったりすることができます。
ご飯を食べたら…、そのあと何をしますか?時間潰しができるものは必須!
ソロキャンプはご飯を食べてしまうと…、本当に暇です。
就寝時間を21時と早めても夕食後は本当に時間を持て余してしまいます。
空き時間に何をするのか?ここがソロキャンプの醍醐味ともいえるでしょう。
そんなときは、「ラジオとお酒」で日々にはない夜を過ごしてみませんか?
いつもは聞かないラジオを点けてお酒をチビチビ…。カッコいい音楽が何とも心地よいもの。
たき火やコンロの炎、そして満点の星空が最高の思い出を作ってくれるはずです。
携帯テレビやゲームは持っていかないように。せっかくのムードを壊してしまうので止めておきましょう。
ソロキャンプが少し不安な人へ。超初心者の心構えとは
必要なグッズもそろえた、キャンプ場も決めた。そして、最後に必要なのが「ソロキャンプを始める」という気持ちです。
慣れたキャンパーからしたら「何、いってんだ」といわれそうですが、誰でも初めてのときはあります。
ひとりで夜を明かすわけです、不安なのは当たり前、恥ずかしがることはありません。
超初心者がソロキャンプで失敗したり不安になることをまとめてみました。
紹介したポイントを抑えておくだけで、気持ちがずっと楽になることは間違いありませんよ。
不便とさみしさを楽しむ。それこそがソロキャンプ一番の楽しさ
当たり前ですが、オートキャンプ場でない限り、電気を使った持ち物は使うことができません。
テレビがない、ゲームができない、YouTubeが見れない、いつもの生活ができないと少し不安になってくるでしょう。
その不便を楽しんでこそがキャンプというものです。
ソロキャンプならもちろんひとりなので、どうやって時間を過ごすかをじっくり考えてみませんか?
ひとりの時間って貴重で面白いものです。
植物を図鑑で調べてみたり、キャンプ飯に挑戦したり、ちょっと高いお酒で乾杯したりと探せば山ほど見つかります。
「え、そんなことしかやることないの?」と感じた人は、ハッキリいってキャンプには不向きです。
食事は何でもいいし、適当でいい。カップヌードルも最高の食事
キャンプ動画を見ると、豪華な「キャンプ飯」が出てきます。
「こんなの作ってみたい」と憧れてしまいますが、最初からはムリです。
動画に出てくる料理を作るのに、どんなキャンプグッズが必要か分からないですよね?
動画を見て理解しているつもりでも、いざやってみるとうまくいかないものです。
失敗しながら少しずつ足らないキャンプグッズを買い足していくのも楽しいものです。
最初だからこそ、カップラーメンを作ったりコンビニ飯をアレンジするのも面白いですね。
肉を買ってきて、「ひとりバーベキュー」ってのもなかなかのごちそうになります。
見た目は悪いですが、肉を焼くだけでも立派なキャンプ飯。
外で食べるカップヌードルなんて最高です。家から持って行ったご飯を入れて〆を作るのもアリです。
寒い朝に食べるカップヌードル、やってみてください。心に残るぐらいおいしいですよ?
初めてのソロキャンプは人が多いところから慣らしていくこと
わたしは田舎者のため、「人が少ない、明かりが少ない」に慣れていたため初めから誰もいないようなキャンプ場を選んでしまいした。
これが失敗。あまりに暗くて、人の気配も少ないと不安が増すばかり。
超初心者のうちは、オートキャンプ場や人気のあるキャンプ場を選んでみるのがいいでしょう。
あなたがイメージしていたソロキャンプとはだいぶ離れししまいますが、隣に人がいるのは安心につながります。
特に女性だけのソロキャンプは注意しましょう。テントを張るのも近くにグループや家族がいるところを選びましょう。
女性専用のキャンプ場を選ぶのも、ひとつの手です。安心して楽しいソロキャンプをしてくださいね。
最初から遠くのキャンプ場を選ぶ必要なし。「近くから遠くへ」を基本にする
キャンプ場を選ぶのってワクワクしますが、慣れないうちは家の近くのポイントを選ぶようにしましょう。
選んだキャンプ場の近くに買い物ができるスポットがあればなおいいでしょう。
初めのうちは、どれだけの食料や自分に必要なものを把握することが難しいものです。
数キロ先のキャンプ場→少し遠めのキャンプ場→人気のないキャンプ場と移ってみてもいいですね。
わたしみたいに最初から、「誰もいないところでソロキャンプ!」を選ぶと不安が増すばかりです。
誰でも最初は初心者です。少しずつ慣らして、ソロキャンプの楽しさを見つけてくださいね。
まとめ
ソロキャンプ始める!といっても難しいものがあります。
グッズは買えばそろいますが、「ソロキャンプをやる!」という気持ちが付いてこない人もいますよね。
ブームに乗って無理に行くより、本当に行きたくなるときまで待つのもひとつの手です。
人でにぎわっているときより、少ないときの方がソロキャンプの本当の良さが分かるときなのかもしれませんよ?