こんにちは、ねねこです。
最近、Twitterで、
「転職したい」「人間関係で悩んでる」このようなことをよく見かけるようになってきました。
大変だなぁ、と思いつつ何かわたしが役に立てばと考えこの記事の作成を決意しました。
何もできないわたしですが、
「ドライバーの経験は15年以上を過ぎました」
あなたやパートナーが「ドライバーへの転職」を考えているようならぜひ!この記事を見て参考にしていただけたら幸いです。
これを見て「役に立った!」とかいってもらえればうれしいです。
なぜ、わたしはドライバーになったのか?
- 自分のペースで仕事ができるから
- 他人といっしょに仕事をしなくてすむから
- 他人に気を使わなくてすむから
理由がかなり偏ってますが、仕事がとても「楽」です。
今回は、ドライバーへの転職を考えている人に見てもらたい。
メリット、デメリットをまとめてみました。
現役ドライバーのわたしがアドバイスをしますので、リアルな話であることは間違いありません。
「あの会社に転職しよう」「ドライバーって仕事楽なんでしょ?」
と思う前に、一度目にしてもらうと「現在の運輸業」の事情が分かりますよ。
こんなにある「ドライバーの種類」どれを選ぶ?
ドライバーは世の中にたくさんいます。
この記事でのドライバーは「公道で走っている車」に乗って仕事をしている人と定義させていただきます。
(工事現場でのショベルカー、ブルドーザーや自衛隊の車両などは除きます)
ドライバーの種類は大きく分かれて4つ
- 2~3トンクラスの小型車 (最大積載量が2~3トンまで)
- 4トンクラスの中型車 (最大積載量が6.5トンまで)
- 10トンクラスの大型車 (最大積載量6.5トン以上)
- けん引や特殊車 (こちらは経験がないので今回は記事には出てきません)
大きく分けてこれぐらいになるでしょうか?
今回は「大きさ、重さ」などではなく、
「このクラスの車に乗ったらのメリット、デメリット」
こちらを紹介します。
わたしの経験をもとに記事を作成してますので人によっては意見は変わります。
ですが、基本的なものは間違っていないので参考にしてみてください。
初めてドライバーになるならこれ「2~3トンクラスの小型車」
イメージとしては、街中を走っていて家庭やオフィスの荷物などを運ぶ小さなトラックです。
「佐川急便、クロネコヤマト、福山通運」このような会社が取り上げられてきます。
忙しそうなイメージがありますがどうでしょうか?
メリット
- 車体が小さいため狭い街中を走るには便利
- それほど大きい、重量物の荷物はない
- 大手のドライバーだとそこそこの(会社によります)収入がある
デメリット
- 訪問先の件数がかなり多い
- 割れ物、壊れ物があるため配達に神経を使う
- 配達先が個人の場合「再配達」がある (最近は配達ボックスがあります)
最大のメリットは転職が「非常に簡単にできる」とわたしは考えています。
どこも人材不足に悩まされているのが現状です。
笑って迎えてもらえるかもしれません。しかし、この業界は本当に忙しいことでしょう。
最近は「インターネットでの買い物」が増えたため、どこの企業も人集めで大変になってます。
このような理由で最大のデメリットは「かなり忙しい」です。
年々と荷物の多さは増えていってますので、これがクリアできるならすぐに入社もできるのではないでしょうか?
「4~8トンクラスの中型車」ある程度の運転技術が必要
4トンクラスになると近くで見ると車体の「大きさ」を感じれるようになります。
荷物も大きいものや重量物も出てきて「力仕事」もしばしば。
「ウイング」を開けてフォークリフトでの積み込みも出てきます。
メリット
- そこそこの距離(県をまたぐ)を走るために「運転が好きな方」には良い
- 荷物もフォークリフトでの積む、降ろすがある (楽である)
- 給与もある程度、期待ができるようになる
デメリット
- フォークリフトの荷積み、荷下ろしがない場合は「力仕事」になる
- 車体の長さ、高さがそこそこあるため通れない道がある
- 「急」ブレーキ、発進などは荷物の損傷につながる
この大きさになると「トラック乗り」って感じでカッコよさが出てきます。
曲がるとき、駐車するときに小型車より神経を使うようになります。
行動を走るときも「キュッ!」と止まれないので歩行者、対向車にも気を使い注意が必要です。
「10トンクラスの大型車」収入はいいが健康面に難あり
ここまでいくと「トラック野郎」です。
大型トラックに乗って仕事をしていると「スゴイね」とほめてもらえるときがあります。
しかし、他のドライバーよりデメリットが多いのは…、
メリット
- 全国どこでも走り回る会社もあり、ドライブ好きには天職です
- どこでも行くので、全国のおいしいものを食べれます
- ほとんど1人の世界なのである程度好きなように仕事ができます
- 会社によるが給料もだいぶ変わってくる
デメリット
- 全国走り回るときは、なかなか家には帰れない
- 「手」で荷物を降ろしたりするときはかなりの体力仕事
- 外での食事が多いので、出費も多くなる
- 少しの判断ミスで大きな問題にもつながる
「運転が好き」「全国の景色が見れる」「ひとりで気楽だ」
こういう人は天職です。
わたしは運転は好きではありませんが「景色を見る」のが好きなので合ってます。
最近では、
トラガール(トラックに乗っている女の子)
こんなかわいい子たちも出てきたのでどこかで会うかもしれませんね。
ただし「操縦は難しい」です。慣れるまで多少は時間がかかります。
わたしの苦い思い出は、
「早朝に道を間違えて住宅街に入ってしまった」ことです。
大型トラックに乗るなら、
普通の乗用車の10倍は慎重に運転することが必要です。
気のゆるみが大きな事故につながります。給与が高いのはそのようなところを踏まえてなのかもしれませんね。
運輸業のメリット、デメリットまとめてみました
いろいろなサイズのトラックを紹介してきました。
メリット、デメリットをまとめてみましょう。
1番のメリット
小型車 | 多少の忙しさはあるが、会社によっては良い給与!? |
---|---|
中型車 | 運転もしやすく、給与面、体力面でのバランスがいい |
大型車 | 景色や美味しいものも熟知!給与も高い |
1番のデメリット
小型車 | ネット時代の荷物の多さに耐えれるか? |
---|---|
中型車 | 体力仕事の割には給与面で不満なときも |
大型車 | 何日も家に帰れないときもあり |
どれも良い、悪いはそれぞれの考え方次第です。
もし、選ぶとしたならあなたが、
- どの仕事を一番やりたいのか?
- どのサイズのトラックなら運転ができるのか?
- これだけは「やりたくない!」という仕事は何か?
このあたりを考えていくのが決めやすいポイントになります。
「それでも迷う…」
こういう人もいるでしょう。
どれから始めてみよう?初めての人は小型車から始めてみよう
「どのドライバーへ転職しよう」と迷ったら…、
まずは小型車から始めることが一番になります。
理由を説明します。
- そこまで車が大きくないので(乗用車を少し大きくした感じ)安心!
- 仕事が減ってきた!このようなことはまずないでしょう!
- 重いものもないので女性も安心!
まず、インターネットでの買い物がなくならない限り、
「仕事が減る」「不況になる」
ことはまずありえません。
ネットでの買い物がこれから減ることはないでしょう。
これからドンドン増えていくので、人材はまったく足らないくらいです。
大型車などのデメリットは、このクラスに到達するまでに免許を取りに行かなくてはいけません。
出費も増えていくので初めてのドライバーになる人はお金がとてもかかってしまいます。
これからはAIの時代ではありますが、AI搭載の小型車が住宅街や細い道を行くにはまだ時間がかかりそうです。
このような理由から「小型車」をオススメします。
「それでも、転職は…」って人は、アルバイトなどの軽い感じから始めるのは?
アルバイトで感覚や自分に合った仕事か?を確認するのもありです。
まずは、軽い気持ちで「ドライバー」やってみませんか?
まとめ
AIでの運転がもっと世の中に浸透しない限り、ドライバーの仕事は減ることはありません。
ネットショッピングの規模が増えているので、どの会社も人材不足で苦しんでいるはず。
ドライバーは、ライフラインをつなぐ大切な仕事です。
誇りをもって、取り組めれる仕事ですから、胸を張って転職を考えてくださいね。