こんにちは、ねねこです。
妻に子どもがこういわれてました。
「勉強やスポーツ、何でも出来ないといけない」「どんなことでも頑張らなくてはいけない」
息子は反論しようとしていましたがガマンをしている様子です。
「本当に何でも出来て頑張らなくてはいけないのか?」
なぜか、心に引っかかってしまう言葉でした。
あなたにもこんな経験はないでしょうか?
「何でもはできないし、人によって出来ることは限られてくる」
あなたの頑張っていること、我慢していること、
「やらなくてはいいリストに入っていませんか?」
それ「頑張らなくてもいいよ」
著者 四角大輔(よすみだいすけ)
経歴
- 現在は5社の役員を兼任、起業家やアーティストを育成、大学非常勤講師をしながら執筆活動。
- 前職はレコード会社勤務アーティストプロデューサー。「平井堅」「CHEMISTRY」「河口恭吾」などをプロデュース。
- 趣味はアウトドア、釣り、キャンプ
- 現在はニュージーランドに移住
この素晴らしい経歴の著者ですが、30歳まではダメな社員だったそうです。
その生活のなかでも「これはやるべき、これは常識」この言葉に疑問を感じていた。
30歳を過ぎたころから自分の感覚を信じて、得意なことを集中したら仕事、人生が成功した。
今までの日本は「何でもできる平均人間」を作ってきた。
やらなくていいものは横に置いて、全力を出せるもので勝負しよう!
「やらなくてもいい、できなくてもいい。自分らしくていい」
現代人が一番大事にしなくてはいけない生き方や考え方ではないでしょうか?
この本は「人生やらなくていいもの」をポイントにしてあります。
一度、今までの人生を振り返ってみてください。
苦しいことに「大切な命や時間」を費やしてはいないでしょうか?
ありのままの自分でいい「欠点を直さなくていい」
子どものころ「○○が苦手なんだからやりなさい」よくいわれたものです。
あなたはどうでしたか?
日本人は苦手なところを直して「オールラウンド型」を育てようとするところがあります。
何でも少しずつやれるようにと。
「苦手なところを克服!」これも大事ですが、
「長所を伸ばす」
こちらの方がもっと大事な気がします。
苦手を直すには時間と努力がとても必要。
その時間と努力を長所にあてたらどれだけスゴイことになるのでしょうか?
「自分の好きなことをやる」「得意なことをやらせてあげる」
これは我が子にもやってあげたいこと。大人にも当てはまることです。
- 自分の得意なことで社会に挑戦できないか?
- 人間好きなことで働くことができないか?
この考え方は大人も子ども、どちらも必要なことですね。
他人と見比べるから疲れる「隣の芝生は見なくていい」
「比較をするな」ということです。
わたしは、何回も転職を経験しています。
世間一般からしたら、
「あの人は落ち着きがない」「奥さんと子どものことは考えてるのか?」
と思われてるに違いありません。
この「世間一般、世間の常識」にとらわれると好きなことができないのです。
苦手なことや苦しいことを延々とやってるほうがハッキリいえばムダでしょう。
「他人の目線、意見は気にしない」
「あの人はあんないい企業に勤めてる」「あの人の家はとても立派だ」
大事なことは「自分は何を1番求めているか?」
わたしは「たくさん自分のことに使える時間」がほしいです。あなたは何を1番目指してますか?
苦しいくて辛いなら「逃げ道は作っていい」
転職して慣れない環境でストレスがあったのか、日々の生活が嫌になりました。
辛くなり本当にひとりで遠くまで行きたくなったほどです。
あなたは辛いことや苦しいことがあったら、人に聞いてもらったりストレスの発散は出来てますか?
男女、大人は関係ない、泣きたいときは泣く、逃げたいときは逃げよう。
会社や、小さな人間関係で「自分自身」が見えなくなっている人がいます。
その生き方や考え方は捨てた方があなたにとってプラスになるでしょう。
もっと人生楽に生きること考えることも必要なのです。
苦しいまで頑張るな「長い時間働かなくていい」
ブラック企業、長々と労働させられる労働者が取り上げられる現代。
なぜ、そこまでお金に執着するのか?
「生活していくお金は必要だが、余分なものにお金を払っていないか?」
車のローン、月に何回も行く飲み屋代、異常なまでの趣味、異常というほどの見栄
ムダなものが多すぎなのです。
長く働く前に、このムダをなくせば多少は労働時間が減らすことができます。
長い労働時間が美化されてきた時代は大昔です。
長時間働いて「お金」はたくさんもらえますが、
「自由、時間、家族、健康」を無くしませんか?
あなたは、お金をとりますか?それとも違うものをとりますか?
古い常識なんかクソくらえ「常識に従わなくていい」
「世間一般の常識」
にとらわれてしまって「やりたいこと」が出来なくなってませんか?
あなたのやりたいことはできてますか?
「あの国の○○に行ってみたい」「○○にチャレンジしてみたい」
チャレンジする前に「お金はどうするの?」「仕事はどうするの?」聞こえてきそうです。
お金は貯めればいいし、仕事はまた探せばいいのではないでしょうか?
常識の道から少し横にそれても問題ありません。
自由に動けるのは若いときだけの特権なのだから。
常識にとらわれていたら、人生つまらなくなってしまいます。
少しぐらい人生寄り道してもいいじゃありませんか。
人生すべてを勝ち負けで決めるな「勝算はなくていい」
「○○に挑戦したい、やってみたい」誰もが思って、次に考えること。
「成功するかな?」「多分、ムリなんじゃ」と考える人がいます。
物事を始める前に最初から結果を求めていると、何も出来なくなってしまうから。
失敗は誰でもするし、先を見すぎてはいませんか?結果を求めすぎて、
「挑戦しなかったことのほうが失敗」
なのです。
これが、人生の中で一番大きな失敗なのです。
誰にでもある「やらなくてもいいこと、頑張らなくてもいいこと」
誰でもやりたいこともあるし、行きたいところもあります。
成功までの道はどれだけ遠いか?
上手くいくか?も分かるわけがありません。
自分の心地いいペースで歩いていく
一番心に残ったフレーズがこれでした。
仕事や会社で周りも見えずに、ただ時間だけが過ぎてゆく毎日を送っている、自分に聞かせたいです。
「人生やらなくてもいいこと」
あなたが一番大事にしなくてはいけないことが、この本に載っているはずです。
まとめ
この本のポイントをわたしなりにアレンジして書いてきました。
まだまだ、やらなくてもいいことは出てきそうです。
あなたはどれを1番「大事にしなければ」となりましたか?
あなたの「人生やらなくていいリスト」があるか見直してみましょう。