少し前に「歴女」という言葉が流行りましたが、まだまだ歴史ブームは続きそうな雰囲気です。
歴史のなかでも、やはり熱い時代が「戦国時代」ではないでしょうか?
老若男女と戦国ファンはとても多いです。
「これから戦国時代を勉強してみたい」「ゲームで何となくは分かるけど、それ以上のことは…」
このように考えている人もいることでしょう。ただ、
活字ばかりの本を読むのも疲れるし、難しいから頭に入らない!
これが一番大きな悩みで、途中で嫌なってしまう人も少なくないはずです。そんな人のために、
【戦国マンガ、数作品から3作品を抜粋。見どころのポイントを紹介】します。
マンガなので、疲れることなく、知識も吸収しやすいのでおすすめできます。
戦国ファンのわたしが読みやすくて、マンガに没頭できる作品を集めてみました。
おすすめ戦国マンガ① 花の慶次 ー雲のかなたにー
©隆慶一郎 原哲夫 麻生未央
最初におすすめするのが「花の慶次ー雲のかなたにー」です。
作品としては、1989年から1990年に少年ジャンプで連載されていました。
約30年ほど前の作品ですが、文庫本で再販されたり、スピンオフ作品が出ていたりと人気は衰えることを知りません。
前田慶次の義理、人情、正義を大事にしながらも、主人公慶次の破天荒ぶりが大人気の戦国マンガです。
©隆慶一郎 原哲夫 麻生未央
(大名級の人間が裸での付き合いなど考えれませんが…また、そこがこの作品の愛嬌ですね)
慶次の義を大事にする心、信念を貫く志は惚れぼれするばかりです。
ただ、この作品は史実に沿ってストーリーは展開していますが脚色が多いのも目立ちます。
これらをひとつの作品として見れる読者には、またそこが愛嬌になるでしょう。
この点数にした理由は…、
- 慶次の義理、人情、正義に惚れぼれする
- ダイナミックな画質力
- 架空の人物の登場は、好き嫌いが分かれる
この辺りを踏まえて、この点数にしました。北斗の拳が好きな人には、オススメな作品です。
文庫本も販売されているので、全巻揃えやすくなっています。
おすすめ戦国マンガ② 信長の忍び
©重野なおき
次におすすめするのが「信長の忍び」です。イラストからしてかわいい作品だと分かります。
物語の始めに、織田信長に助けられた少女忍者・千鳥が信長の配下に加わり個性豊かな仲間達と天下統一を目指すマンガです。
ギャグ要素が作品中にあり、戦国時代を知らなくともサクサクと読めるのがこの作品のウリになっています。
©重野なおき
(キャラはかわいいタッチで描かれているので女性も手に取りやすいのでは?)
ただ、この作品は「かわいい」と「面白い」だけではないです。
ほとんどが史実に沿って描かれているため、物語はとても歴史通りになっています。
そこに、ギャグやお笑い要素が付け足されるので読みやすく飽きることがありません。
読んでいるだけで、戦国時代の背景、人物名は頭に必ず入ります。
主人公の千鳥ちゃんの剣さばき、身のこなし方がカッコいいです!
©重野なおき
この作品は人気でアニメにもなっています。そちらのほうもチェックしてみてください。
この点数にした理由は…,
- 史実を忠実に描いている
- あまり知られていない(マイナー)武将も出てくる
- 笑えるから飽きずに読める
これが大きなポイントになりました。
本当に面白くて作品に没頭できる作品になっています。ぜひ、アニメの方もチェックしたいところです。
おすすめ戦国マンガ③ センゴク(イチオシです!)
戦国マンガで一番のおすすめがこの「が」です。
美濃の国(現在の岐阜県)で仙石家の4男として生まれた仙石権兵衛秀久が主人公になっています。
戦国時代のマンガの主人公はだいたい「大名」になっています。
そうです、織田信長や豊臣秀吉といった人物ですね。
「大名から配下を見る目線のマンガ」
が戦国マンガには多いのが特徴ですが、この「センゴク」は反対の目線で戦国時代を捉えるのがポイントで、
「配下(家来)から大名を見上げる」
ここが、このマンガの面白いところです。
大名がどのような思考で政治、戦を考えていたのかが配下目線で見ることができます。
力強い絵のタッチも戦国を生き抜いた人物たちをカッコよく描いてあります。
©宮下英樹
(一番のお気に入りのキャラ、織田信長です。他のキャラもすごいタッチで描かれています)
連載15年という長さが、どれだけ人気で多くの人に読まれているマンガなのかを年数が教えてくれてます。
この点数にした理由は…、
- 本当の戦国時代をリアルで忠実に描いている
- 大名、武将の感情が人間臭さが感じることができる
- 戦、政治をいろいろな角度(人間)から分析している
戦国マンガNO1といわれている理由も分かります。
これほどの作品も他には無いのでは?
大名、武将たちに感情移入できるのが、この作品の大きな見どころです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「戦国時代ってなんだか難しそう…」「分厚い本を読むのは苦手…」
こんな人にオススメの戦国マンガを選び抜いてみました。
どの作品も、大変読みやすいのですがオススメはやはり「センゴク」です。
まだまだ続く戦国ブーム。
あなたも戦国マンガを読んで、お城巡りやイベントに知識を役に立ててくださいね。