「仕事がうまくいかない」これは、誰もが経験することでしょう。
効率よく仕事を進めたい。人間関係をうまく築きたい。会社で何かの成果を出してみたい。このノウハウが手に入るとすればどうしますか?
そんなときに読みたいのが、佐久間宜行さんの「ずるい仕事術」です。この本かなりオススメできます。
正々堂々と仕事をしよう!根性で仕事を乗り切ろう!という精神論の本ではありません。
うまく「ずるい」を利用して仕事や人生を好転させようというノウハウを紹介しています。
「仕事がうまくいかない」そういう人こそ手に取っていただきたい。ずるい仕事術を身につければ、きっといい結果が出るはずです。
どんな仕事、会社にでも不満が出てくる可能性とは
自身が、現在働いている会社は何回も転職を繰り返したのちに、見つけた会社です。
給料は他の従業員より多い、休日は年間で120日、有休も取りやすい、人間関係もそこそこ良好です。
では、何が不満なのか?
「やりがいのある仕事を任せてもらえれない」これが現在の大きな不満になっています。
先輩や上司に対し、「もっと大きな仕事を任せてほしい」と正面から何度もぶつかってもみました。しかし、このやり方は大きく間違っていました。
ずるい仕事術を読むまでは、間違った提案でも「正解」だと勘違いしたままでした。それからは、提案方法を変えてみました。
会社側は、すぐに「OK!」とはいっていませんが、かなりの好感触のところまで進んでいます。
仕事や会社に少しでも不満があるなら、読んでみて損はありません。あなたが、モヤモヤしているなら手に取ってみてもいいのではないでしょうか。
仕事がうまくいかないとき。ずるい仕事術を試してみる
仕事がうまくいくノウハウが1,500円で買えるとしたら?誰もが飛びつくことでしょう。実際にこの本のことをラジオで聞いて、わたしが飛びついたぐらいです。
仕事で一生使えるテクニックが身に付くのなら、安いものです。「ずるい仕事術」はそれだけの価値があります。
著者の佐久間 宣行(さくま のぶゆき)さんを改めて紹介します。
出典 「ずるい仕事術」より
佐久間 宣行(さくま のぶゆき、1975年〈昭和50年〉11月23日 – )は、日本のテレビプロデューサー、演出家、作家、ラジオパーソナリティ、YouTuber。『ゴッドタン』や『ウレロ☆シリーズ』、『あちこちオードリー』などを手掛ける。2019年4月4日からはラジオパーソナリティとしてニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』を担当。
Wikipediaより
本は、6つのパートに分かれています。これで、仕事や会社での悩みは解決できるはずです。
- 仕事術編
- 人間関係編
- チーム編
- マネジメント編
- 企画術編
- メンタル編
本の中身はすべて紹介することはできませんが、「なるほど、これは使える」と納得したものを上げさせていただきます。
- 「メンタル」第一、「仕事」は第二 (メンタル編)
- 「らしくない仕事」はやってはいけない (仕事術編)
- 会社に「友だち」はいらない (人間関係編)
- 「付き合いの悪いヤツ」でいい (人間関係編)
本を読めば、誰もがページをめくるのを止めてしまうようなタイトルばかりになっています。
では、佐久間方式のずるい仕事術を見ていきましょう。
「メンタル」第一、「仕事」は第二
仕事ってボロボロになるまで頑張るもの。この考え方はどう感じますか?
頑張りすぎて、自分を失ってしまう人もいるのは事実です。
世の中って、「頑張れ」って誰もが口にしますよね。それに、SNSがあるので自分を他人と比較しがちです。
ここでは、大切な仕事をどう割り切ってこなしていくべきなのか?が書かれています。
仕事をどう割り切る?仕事とのほどよい距離感とはどれぐらいなのか?
仕事に対して割り切ることができずに、距離感も分からない。疲れてしまう人の典型的な思考です。
「会社に行きたくない」と思った時点で、メンタルはダメになっています。一度でも、こう感じたらずるい仕事術を読んでほしいものです。
「らしくない仕事」はやってはいけない
ひとつ質問します。
会社で、あなたが誰にも負けないことってありますか?唯一無二ということですね。
それこそが、あなたの持っているブランドといえます。
それは、周りの目を引かせるようなキラキラしたものでしょうか?この仕事ならあいつだ!と指名されるものでしょうか?
なぜブランド力を持たなければいけないのか?それが、どれだけ大切なのか?
ブランド力がない人は、みんなと同じような仕事を黙々と続けていることでしょう。それでは、いつまで経っても大きな仕事を任されることはありません。
だからこそ、ブランド力が必要になってくるのです。
会社に「友だち」はいらない
会社に長くいれば、気の合う人間も出てくることでしょう。しかし、必要以上に仲良くしなければいけないものでしょうか?
会社に気の合う友だちは必要or不必要?どちらがベストだと思いますか?
会社に友だちはいりません。慣れ合う必要はありません。
仲良くするのが目的なのか?会社はどのような場所なのか?を改めてみる
会社は仕事をする場所であって、人と仲良くする場所ではないのです。
「仲良くしないと仕事がうまくいかない」と感じてしまいがちですが…、それは少し違うかもしれません。
「いい仕事」をすれば、自然と「大事な仲間」が集まってくるのではないでしょうか。
「付き合いの悪いヤツ」でいい
「先輩や上司に飲むのを誘われたら断れない、これも仕事のうち」
カッコいいセリフのように聞こえますが、自分の時間と大事なお金を失っていることに、心を痛めている人もいるでしょう。
昭和も令和も「付き合い」というものに悩まされる人は少なくないのです。
「付き合いの悪いヤツ」のメリットとは?周りと距離を取っても平気な理由とは?
悩みなのは、「付き合いが悪くなっても、仕事はうまくいくのか?」ということではありませんか?
若い世代は、自分の時間を大事にするといわれています。しかし!断ることができなくて困っている人もいるでしょう。
仕事がうまくいかなくなる?人間関係が壊れる?そう考えてしまいますが、本当にそうでしょうか?
まとめ
読めば分かります。
なぜ、ずるい仕事術がメディアで取り上げられ話題になっているのかが。
佐久間さんが20年以上磨き続けてきた武器を、少しのお金で身につけることができるなんて読むべきです。
自分の仕事のやり方、人間関係の構築、仕事に対しての捉え方。すべてが変わってくることでしょう。
2022年の買って読んでよかった本のランキングに入るのも納得できるはずです。