物価高、税金が高くなる、賃金が上がらない。これが、現在の世の中です。
「節約をするべき」
…といっても限界がありますよね?食費、おこづかい、趣味も節約なの!?と心が寒くなるばかりです。そうならないためにも、大きな出費を抑えなければいけません。
自身が40歳を過ぎて「これは本当にムダな出費だった」と感じたものがありました。知っておくだけで、数年後の人生が大きく変わる可能性が高くなります。
カップル、新婚さん、結婚したけど、まだ子どもはいない。これから家族が増える。という、これからの夫婦は特にチェックしてみてください。
お金がに余裕ができて、貯金も貯まっている未来の最初の一歩を作れるはずです。
40代夫婦が過去を振り返って「本当の節約術」「ムダな出費」とは?
夫のおこづかいや趣味、妻の化粧品をランクダウンに女子会の回数を減らすなど、節約するにあたって思い浮かぶことがあります。
しかし、これらはやってはいけない節約術になります。それは、なぜなのか?答えは簡単です。「心が貧しくなるから」です。
あまりに贅沢するのはいけませんよ?しかし、いつも楽しみにしていることを無くしてしまうと人間としてあまりにもさみしいものです。
だからこそ、人生で本当にムダなものを知っておくべきです。食費、おこづかい、趣味ではありません。本当に節約したいものとは何なのでしょうか?
私たち夫婦の過去を思い浮かべながら、あなたが40代に50代になるまでにお金がしっかり貯まる節約術を紹介していきます。
年収1,000万円以下なら軽自動車で良し「高級車や遊ぶためのバイク」
私は数年前まで、トヨタのファミリーカーに乗っていました。「ヴェルファイア」という車種です。
子どもも大きくなったのに…、自分しか乗ることがないのに…、ほとんど見栄として乗っていました。
税金も高い、タイヤを交換するのも高い、ガソリンも燃費が悪い。振り返ってみれば、デザインが良いだけで他にメリットなんて何もなかったのです。
「車とバイク持ち」をしたいのなら。どちらかお金のかからないランクのものにするべきです。
私たち夫婦での年収は1,300万円ぐらいでした。このトヨタのファミリーカーを維持することはできます。維持したとしても生活は苦しくなりませんでした。
では、いったい何がムダと感じたのか?自分の見栄のためにお金を湯水のように使っていたことが、振り返ってみるとかなり損をしてきたと感じています。
お金は新NISAなどの投資や貯金に回した方が絶対にいいです。40歳以上になったときに、貯金ゼロ&資産ゼロではカッコ悪いですから。
本当に子どもが好きなものを少し選ぶだけでOK「子どもの塾や習い事」
子どもの好きなことをやらせて、応援するのが親の役目。
なんて、言葉は誰が言ったのでしょうか?もちろん、子どもが前向きな姿勢で頑張るのなら応援はします。
しかし、あまりに「苦手なもの&やりたくないもの」を習わせるのはハッキリいってムダです。
我が家の子どもたち(息子、娘)はふたり合わせて7つの習い事やスポーツをやっていました。
親が子どもを説得して習い事をさせるのはNG。子どもが興味を持ったものを応援してあげましょう。
習字×2、英会話×2、学習塾、水泳、ピアノ、毎月の月謝が7万円以上になり、生活費をかなり圧迫していたのです。
何でもかんでもスポーツや習い事を学ばせればOKではありません。子どもの才能がしっかり伸びるものを親子で相談して、見極めるのが一番大事なことでしょう。
「どんなことでも努力をすれば夢はかなう」この言葉はウソなのです。
もし始めたいのなら知っている知人に聞け!「投資話やセミナー」
子どもが小さいときは「生活費がかさむ」ことにも納得ができます。
しかし、それがいつまでも続くと元通りの生活費やおこづかいを求めるようになってしまいます。やはり、お金がないというのは心を貧しくさせるものです。
「少しでもお金を増やしたい」と考えるうちに、投資話やセミナーに興味を持ちだす人もいます。それが、無料だったら構いません。しかし、数十万円も支払ってしまうのはアウトです。
投資初心者は経験者から聞くべきです。初めから大金をセミナーなどで使わないようにしましょう。
株や不動産の勉強がしたいのなら、その投資を知っている知人に数万円払って1~10まで教えてもらった方が安心ですし失敗がありません。
自身は20代で投資話に興味をもってしまい、約20万円のお金を払った経験があります。多分、マルチ商法だったでしょう。
儲けることはできませんでしたし、いま考えればどれだけ怪しい話だったのか?子どもが小さくおこづかいが少なかったので…。という恥ずかしい経験でした。
家にお金をかけないだけで大きな節約術になります「外装、内装にこだわった一戸建て」はNG
カッコいい家は住んでみたいものです。
友人も呼べるし、大きな見栄も張れる、住んでいて気分がいいでしょう。
しかし、よほどのお金持ちでない限り、住宅ローンはできるだけ少なくしたほうがいいでしょう。家にお金をかけることは本当にムダです。
家を建てれば「はいできました!」なんてことはありませんよね。住んでいれば、もちろんコストが発生します。
自宅にかかるお金
- 修繕費
- 改築費
- 固定資産税などの税金
- 火災、地震から守る保険
- 災害にあって保険が下りないぐらいの
我が家は部屋数がたったの5つしかありません。田舎に珍しい小さな自宅です。友人にくつろいでもらえるようなリビングすらありません。
しかし、一番良かった!と感じたのは40歳ちょうどで住宅ローンが完済したことです。ローンの金額は毎月8万円でした。
完済したあと、余ったお金の使い道は、生活費と自身のおこづかいになっています。
年収数百万なら大きな家は建てないほうがいいですよ?毎月の給料とボーナスから、思っている以上のお金がガンガン引かれますから。
好きなものを節約しない方がお金が貯まります。その理由はこれでした
節約、節約、節約!
生活の質を落としてまで節約はしないほうがいいです。それをしてしまうと、人生を楽しく過ごすことができません。
貯金が少ない老後はさみしいものです。ですが、過去を振り返って「楽しかったこと、笑えたこと、経験や学び」が少ない過去はよりさみしく感じます。
節約や貯金も大事ですが、お金を使って人生を豊かにすることはもっと大事でしょう。週末の外食、家飲み、趣味、旅行、友人たちとの集まりが心を豊かにするのです。
楽しいことがある。だからこそ節約も頑張れるというものです。
節約ばかりだと「何のために毎日頑張っているのか?何のために生きているのか?」なんて感じるようになってしまいます。
心が楽しくなったりリラックスできる。だからこそ人間は頑張れるのです。毎日、仕事をしてお金を稼ごうと頑張れるのです。
まとめ
紹介してきたものを節約するとお金がグンと貯まります。これらを節約するだけで人生が180度変わるでしょう。
自身がお金に余裕ができてきたのは30代半ばぐらいです。
軽自動車に乗って、家も小さいものを建てて、子どもの習い事を興味のあるものだけにして、投資は聞いたりネットで調べたりして収入の足しにしました。
こうすれば貯金や投資にお金を回すことができて、おこづかいもグンとアップします。
世間で話している「ムダなもの」に早く気付けると40代を過ぎてから、お金と心に余裕が大きく出てきますよ。