2018年は急成長をとげて勢いがあり、2019年には大きな転落をしてしまった、
【ライザップ】
って知ってますか?
芸能人の体が引き締まるCMが有名な企業ですね。
約80回ほどM&A(買収)を繰り返して、ものすごい成長をしている企業です。
決算も好調で、その勢いを止めることはできないほどです。
飛ぶ鳥落とす勢いのライザップ。
一体、株は買うべきでしょうか、売るべきでしょうか?
2018~2019年の決算の数字を見ながら考えていきます。
2020年には、コロナショックで再び苦しむことになってしまいますが…、株は買いか?売りか?
今期のライザップは?企業決算は好調なのか?
2018年本決算で発表されたライザップグループの報告はこうなっています。
売上収益42.9%(前期比)純利益20.5%(前期比)の増益で配当金も年間配当も7.30円に増配。
数字だけを見ると、思わずライザップの株を買いたくなってしまいます。
社長の瀬戸健氏の生い立ち、考え方、意識、企業の方向性を応援したくてわたしは株をずっと所有してます。
ただ、
ライザップグループはあまりにも急な企業傘下を増やしすぎるのが難点です。
2019年にはペッパーフードサービスの「いきなりステーキ!」が同じような苦境に立たされています。
なぜ、このようなことが起きるのか?これは、
企業がお客の目線ではなく、企業側の勝手な目線で買収や店舗の拡大を行っているからなのです。
子会社までにライザップ社長の考え方、意識、企業の方向性は浸透していません。
これを改革するのが2019年のライザップの大きな課題になりそうです。
ライザップ、2019年の決算はどうだったのか?
ご存知の通り、2019年での決算では大きな赤字転落になっています。
2019年3月期連結決算の最終損益が193億円の赤字
やはり、急な成長が仇となったようです。
社長の瀬戸健氏は、
「来年黒字化できなければ、僕はここにいない」
とまで口にしています。
これから、瀬戸健氏の一手はどのように打つのか?一体、どこまで大きくなるのでしょうか?
ライザップグループの膿を全て出しきって、新たな挑戦に向かってほしいです。
瀬戸健氏の改革、赤字子会社の切り離し、最高執行責任者の松本晃氏の手腕を考えてライザップの株は、
2019、2020年内に買いを推奨
と結論を出してみました。
2020年には、コロナウイルスの影響で株価は140円台にまで下落しています。(2020年9月現在)
さて、2020年は、買いか?売りか?
まとめ
市場「アンビシャス」の90%ぐらいの売買はライザップです。
ここ数年で「東証1部」に移行することも発表しています。これからも楽しみな企業です。
ライザップは何度もM&Aを繰り返して、成長を続けてきました。
今度は、札幌アンビシャスから東証1部への上場を早くしてほしいものですが…
その前にぜひともライザップの株式を購入しておきたいです。