2020年、日本の大都市はコロナウイルスが蔓延しています。2020年の5~7月では、関東や関西を中心に毎日50人以上の感染者が出ています。
「都会暮らしってメリットがあるの?」
ひとり暮らしならともかく、大事なパートナーや家族がいる人は悩んだこともあるのではないでしょうか?
若い世代を中心に、この考えに関心が集まっているのを知っていますか?それは、地方への移住です。
「田舎暮らし」に以前から興味があった人もいるのではないでしょうか?それが、ここ少しの期間でグッと数字が上がったのです。
「田舎に暮らしてみたいけど、なんだか不安…」そう思っている人のために、田舎で暮らすにあたっての不安&田舎暮らしに不向きな人をまとめてみました。
コロナウイルスにより、生き方や働き方が180度変わるときかもしれません。地方への移住の参考にしてみてください。
必ずチェックしておきたいポイント。田舎暮らしの不安まとめてみました
コロナウイルスの感染拡大により、興味深いデータが出てきました。
内閣府が2020年5月25日~6月5日までの調査で、このような数字が出たことを知っていますか?
出典 内閣府
特に20~30代が目立っています。「地方へ移住したほうがメリットがあるのでは?」とデータを見て思った人や以前から感じていた人もいるでしょう。
「じゃあ、田舎暮らし始めよう」と思っても、多少は不安があることでしょう。田舎暮らしでの大きな不安をまとめてみました。
誰もが田舎で暮らすにあたって、気になってしまうポイントです。
田舎には働くところがない?それ選り好みしてませんか
ニュースで見かける「ネットカフェ難民」見る度にいつもこう感じてしまいます。
「なぜ、わざわざ物価の高い都会へ行くのか?」と。インタビューを聞いてみると「田舎から出てきて都会へ来た」とのことです。
地方には仕事や会社がないと思っているから、都会に行ってしまうのでしょうか?
「地方は働くところが少ないはずだ」こういう発言もあります。しかし、この考えは正しくありません。そう思っている人の大半は「仕事の選り好み」をしているからです。
「こんな仕事はしたくない」「給料はいくらないと働きたくない」
どこへ行ってもこれでは仕事が見つかりません。ある程度割り切って仕事を選べば、必ず見つかるはずです。
待機児童って見たことない。田舎で子どもを育てるメリット
保育園の「待機児童問題」都会ならではの問題ですよね。
働きたいけど、子どもを預けるところがないと悩んでいる人もいるでしょう。そんな人にこそ田舎暮らしをオススメします。
子どもが自然のなかを駆け回り、土いじりをして、大きな声を出して外で遊ぶ。あなたの子どもは、このような遊びをしたことがありますか?
「田舎で子どもを伸び伸びと育てる」
塾や習い事も大切かもしれませんが、これからの時代は「個々の特徴」を伸ばしてあげることも必要です。
みんなと同じようにしなくてはいけないもう、この考え方は古いのかもしれませんね。
「田舎暮らしは不便なの?」いつの時代の話をしているのですか?
「田舎ってすごく不便で、買い物するところもないでしょ?」
都会暮らしをしている人に会うと、こういわれることがあります。「いったい、いつの時代の話をしているのですか?」と聞き返しているぐらいです。
「○○ブランドのあの服が欲しい」「限定の○○がどうしても…」
いまはネットショッピングの時代ですし、宅配サービスをしているスーパーだってあるぐらいです。
買い物で不便だな…、と感じることはありません。大都市にある、ファーストフード店やこだわりの食事処はさすがにありません。
割り切ってしまえば、気にもならなくなってきますよ。
虫が苦手で触れないっ!それってどうにかなるの?
自然豊かなところで生活すれば、どうしても直面する問題なのが「虫」の存在でしょう。
「虫って気持ち悪いから触れない」「見るだけでも鳥肌が立つ」
こういう人もいるでしょう。だったら田舎暮らしはできないの?と思っている人へ…、大丈夫です。
何年も住んでいれば慣れてしまいます。わたしの妻も都会から嫁いできて、虫は触れないほどでした。
しかし、手で退治してしまうぐらいに慣れてしまったぐらいです。都会に暮らしていても虫は平気、田舎に住んでいても虫は苦手。わたしも田舎に生まれて暮らしていますが…、虫は大の苦手です。
田舎の必需品?マイカーってあったほうがいいの?
田舎で一番不便なことが「交通の便がとても悪いこと」です。
通学や通勤のラッシュ時以外は、極端に乗り物の便数が減ってしまいます。それに付け加えて、バス停や駅までの道のりが遠いこと…。
「田舎に住むなら、マイカーは必需品」どうしてもこうなってしまいます。ガソリンが安いことが、唯一の救いかもしれません。
しかし、2024年ではレギュラーガソリンでも170円になっているので、車を乗り回すわけにもいかないかも…。
ガソリンの高騰はどの地域に住んでいても避けられないようです。
スムーズな人間関係を作りたい!住民とのトラブルを避けるためには
「こんなところに住んでみたい」とイメージが付いたら、その場所まで下見に行くことをオススメします。
ここでチェックしておきたいのが、「あなたが住む付近の住民は、どんな人がいるのか?」です。
田舎暮らしを始めたけど、○○さんとトラブルがちになってしまう…。これでは田舎暮らしを始めた意味がありません。
下見をするときに、「周りにどんな人が住んでいるのか?」「どんなことが、この辺りのルールなのか?」を確認しておきましょう。
「今度、引っ越しを考えている者ですが…」「自然豊かなところに住むのは初めてなんです。何に気をつければ…?」
と丁寧に聞いてみれば、きっと答えてくれるはずですよ。
こういう人は田舎暮らしに向いていない!
「田舎暮らしを始めてみたが、なんだかしっくりくるものがなかった…」
こう感じてしまい、都会に戻ってしまうなんて意味がないですよね。そうならないためにも、田舎で暮らすのに向いていない人の考え方や特徴を紹介していきます。
ひとつでも当てはまる人は、田舎暮らしに向いていないので止めた方がいいでしょう。
どうしても田舎暮らしを始めてみたいなら、今までの生活習慣を変える必要がありそうです。
ライブやショー、イベントを楽しんでいる人
アイドルのライブ、コミケなどのビッグイベントを楽しみにしている人もいるでしょう。
都会でしか楽しめれないことですよね。しかし、田舎ではこうはいきません。アイドルが来ることはほぼありませんし、大きなライブ会場もありません。
自分が楽しみにしていることを我慢して移住してしまうと、田舎暮らしも嫌になってしまいます。
アイドルやライブor自然?
どちらがこれからの人生で優先したいことかを、考えてみたいところです。
人生のチャンスをつかみたいと考えている人
起業してビジネスを始めたい、タレントになって有名になりたい。
こう思っている人は、都会暮らしの方がいいでしょう。
人の数が多いほど、いろいろな縁があるのでチャンスは多くなります。うまくいけば成功までの道のりはグッと短くなるでしょう。
しかし現代では、田舎でもインターネットを使ってビジネスができる時代です。あなたがどのようなことで活躍をして、どんな風にお金を稼ぎたいのか?
内容次第では、田舎でも活躍するチャンスはありそうです。
何よりも「たくさんのお金」を優先する人
「会社で出世して収入を増やしたい」「人生でお金が一番だ」
と考えている人は、田舎暮らしに向いていません。田舎にもお金持ちになりたい人は山ほどいますが、田舎暮らしにたくさんのお金を求めてはいけません。
たくさんの自然、ゆったり流れる時間、人とのコミュニケーション。
それが、田舎の醍醐味なのです。
それでもお金のことが気になるなら、都会に住んでいたほうがベストな選択といえます。
キャバクラやホストクラブ、風俗「夜のお店」で遊びたい人
キャバクラやホストクラブ、風俗など「夜のお店」に行くのが楽しみな人もいますよね。
しかし、田舎にはこういったお店はほとんどありません。あっても居酒屋がいいところでしょう。これを、どう我慢するか?
我が家も車で2時間ほど走れば、日本有数の風俗街があります。だからといって、移動に2時間も使う気にはなれません。
「田舎の夜は更けていくのが早い」いつになってもこう思ってしまいます。
ムダなお金を使わずにすむからいいのかもしれませんね。
まとめ
田舎暮らしや地方移住をテーマにしてきました。
あなたは、田舎暮らしを始めることができそうでしたか?
いざ始めてみると、田舎で暮らすのも心地よいものだと思うようになっていきます。
東京へ集中している日本の人口が全国へ広がっていくチャンスになっている現在。
田舎の魅力を改めて見直すときなのかもしれませんね。