お金がない人や貯まらない人って身近にいますよね。
まだ、その人が10代後半や20代前半ならセーフです。しかし、その人が30代半ばなら人生のピンチを迎えているときかもしれません。
なぜなら、40代までにある程度のお金や資産がない人は、これからの時代生き抜いていけません。そして、好きなことをして生きることは不可能になります。
それはなぜなのか？
自身がアラフォーに近づくにつれて感じたことを紹介します。ヤバい40代にならないためのお金の貯め方とは？
40代までにお金がないとなぜ人生がヤバくなるのか？
この記事を読んでいる20～30代のあなたへ。貯金や資産はどれぐらいありますか？
「そんなものはない」と答える人もいれば、「毎月数万円ずつ貯金している」と口にする人もいるでしょう。
もちろん、正解は後者の方です。お金はないより、あったほうがいいに決まっています。
なぜ、40代までに貯金や資産がないとヤバいのか？
「自分はまだ20代、40代まで時間がある」それ、本当に大丈夫ですか？その考え方も含めて、40代までになぜお金や資産を持っていないといけないのでしょうか？
40代までにある程度のお金や資産があった方がいい理由
- 転職を考えたときにお金があると、次の会社を選びがじっくりできる
- お金のことを優先せずに転職や起業ができる
- 夫のケガや妻の妊娠時に余裕ができるから
- 中小企業の賃金は、これからの時代上がっていかないから
- 社会保障費が確実に上がり、賃金を圧迫するため
- 子育てには、思っている以上にお金がかかる（体験談）
- ある程度のヘソクリがあると心に余裕ができる
- 40代になり自由な時間が増えたとき、いろいろな趣味に使うことができる
30代で数百万円ぐらいないと危険な人生を歩むでしょう。もちろん、つつましく生きていくことはできます。
ボロボロの服を着て、おこづかいは毎月1万円。お金がないため、ブラック企業を辞めれない。そんな40代ツラくありませんか？
人生は楽しく面白く生きたいものです。
しかし、現実はお金がない人や貯まらない人が多くなっていると聞きます。その理由とは一体どんなものでしょうか？
お酒とタバコは正義。ギャンブルは悪。その理由とは？
パートナーが「お酒やタバコ」を嗜んでいる。あなたは、これをどう感じますか？
「お金がもったいない」と感じてしまいそうですが、本当にそうでしょうか？
結果をいえば、パチンコや競馬に使うウン万円の方がもったいないです。ギャンブルを止めるだけでお酒やタバコを買うお金はほぼ問題なくなります。
一日に数本のタバコ、何本かの缶ビール。ギャンブルに使うお金に比べたら安いものです。
お金がないからといって、ギャンブルに無縁の人から、お酒やタバコまで取り上げてしまうのはあまりにも酷な話です。
一日の終わりや週末の楽しみがなくなってしまうので、逆にストレスを溜めてしまう可能性があります。
一ヶ月にタバコを1カートンにおつまみとお酒で2～3万円です。ギャンブルは、一度でこの金額がなくなります。お酒とタバコはギャンブルよりマシなのです。
テーマパークへ行かないで！遊びに行かなければお金は必ず貯まります。
飲み会、ショッピング、旅行と「遊びに行くからお金がない」人は多いはずです。
当たり前ですが、遊びに行かなければお金はすぐに貯まります。反対にテーマパークは注意したいレジャースポットです。
ディズニーランドやユニバはお金を浪費してしまうスポットTOP5でしょう。
お金がない人ほど、こういうテーマパークに行きたがります。だからこそ、お金が貯まらないのです。
園内に入ればどれだけ高いものでも気にならなくなります。これがUSJマジックです。
入場料がわずかな公園とかありますよね。そういうところでも十分に遊ぶことはできるのです。
アトラクションやスリルもありませんが、こういう小さなことに幸せを感じる人は、人生の幸福度が高い人でしょう。
お金がある人こそ、お金をかけなくても人生を楽しむ方法を知っています。
「お金をかければ楽しくて幸せ」という定義はお金がない人の考え方です。
3つ以上あると注意！趣味にこだわると一生貧乏確定です。
車やバイクの購入、そしてカスタムをするために身を粉にして働いている人がいます。
趣味なので文句をつける気はありませんが、お金は貯まらないことは確実でしょう。
子供が自立したときなら問題ありませんが、高校生になるまで我慢しておいた方がお金が貯まります。
趣味のために食費や生活費を切り詰めています。これ、お金が貯まらない人の考え方です。
高級車を乗り回すぐらい収入がある人はいいですが、350万円以下の収入なのに趣味にお金をつぎ込むことは止めておいた方がいいでしょう。
どんな趣味にお金をつぎ込むのも、その人の自由です。止めることはしませんが、それだと40代になってかなり不憫な思いをするはずです。
アイドルやジャニオタ、アニメやゲーム、ゴルフや釣りはお金がかかる趣味といっていいでしょう。
すべての趣味を止めよう、といっているのではありません。「趣味の数を絞る」「お金のかかる趣味の数を減らす」ことでお金の出費を抑えようということです。
高級車に乗って、ボロボロの服で安いお弁当を食べている人がいます。「それ、何か違わない？」と感じるのはわたしだけでしょうか？
服は安くて中古でいい。センスのある人はハイブランドよりファストファッション！
ハイブランドにこだわる人は、40代より上の世代でしょう。
10～20代でもブランドにこだわる人はいますが、「安くてカッコいい＆かわいい＆コスパが良い」というキーワードで服選びをしている方が圧倒的です。
もしハイブランドの服が欲しいのなら中古で何の問題もありません。
キャッシュレスの時代、ブランドの財布を持つことは何のステータスにもなりません。
ブランドより機能性や使い勝手にこだわる人の方がお金は貯まります。安くてもいいものを持つことで満足感を得ることは大切なことです。
服もユニクロやH&M、ZARAなどのファストファッションで問題ありません。
30年前のユニクロはかなりダサかった記憶がありますが、今ではデザインや作りはしっかりしています。
そして、カッコいい＆キレイな人というのは、どれだけ安い服を着ても似合うものです。何よりブランドよりセンスが大事ということです。
お金より「趣味」を優先する人たちへ。お金がないまま結婚すると…？
これだけお金が貯まらない理由を紹介してきても、「趣味が優先」という人もいるでしょう。
そういう人の将来はどうなるのでしょうか？結婚して、子どもができ、成長過程のとき特にお金がなくなります。
わたしも2人目の子どもができたとき、毎月のおこづかいが数千円だったツラい時期がありました。
20代後半で、「ある程度の貯金や資産を持っていなければいけない」と痛感したのです。
「子どもが幸せなら…」なんて言葉を聞きますが、親も幸せでなければいけません。
もちろん、あなたの収入が1,000万以上あれば問題ないでしょう。しかし、300～500万の人たちは、本当にお金を貯めてください。
こういうとき、自分が自由に使えるある程度の貯金やヘソクリを持っていた方が賢明です。
いくら子どもの笑顔がかわいいと思っていても、親だって人間です。親子共に幸せでなければいけません。
年齢を重ねるとお金がいらなくなる？その真実とは
これまで、「40代までにお金がないとヤバい」と書いてきました。
しかし、40代半ばを超えると一気にお金がいらなくなるのを知っていますか？
物価上昇、賃金の横ばい、子どもの教育資金、マイホームやマイカーローンとお金は湯水のように消えていくばかりです。
それなのに、お金はいらないってどういうこと？と感じてしまいますよね。
年齢を重ねるとお金って本当にいらなくなります。我が家の財布事情を見てみましょう。
- 年収約600万円（世帯収入は約1,300万円ほど）
- 子供は専門学校生（あるメーカーの特待生に選ばれ、専門学校の入学料・授業料は免除）
- 高校生があと一人
- マイホームのローンは終了済み、残るはマイカーローンのみ
- 貯金は妻に任せきり、貯金額は知りません
何とかしなければいけないのが、娘の教育費とマイカーローンだけなのです。
自身のおこづかいも毎月しっかりあります。しかし、半分以上は残るので毎月数万円ずつは貯まっていくばかりです。
何を節約すればお金が貯まるのか？ではなく、何をしなければお金が貯まるのか？
今まで紹介してきたとおり、ギャンブルや極端にお金のかかる趣味を止めることでお金は貯まります。
○○を止めるだけです。そうすると必ずお金は貯まるはずです。
まとめ
「お金がない」
40代近くになって、このセリフはあまりにも痛すぎます。自身がアラフォー近くになってきて痛感したことです。
なぜなら、20代前半から働き出して「今まで何をやっていたの？なぜ、これほどまでにお金がないの？」ということですよね。
10～20代の若者に忠告しておきます。無駄遣いを繰り返して、お金のない大人はかなりダサいです。
お金と上手く付き合って、楽しい人生になるようにしていってくださいね。
