新しい人生観、考え方

ユーチューバーに将来なりたい子どもたち。本当に稼ぐことができるか

YouTubeを見る

今では、TVより見られているYouTube。家でも、外出先でもスマホを使って簡単に見ることができます。

ドラマ、映画のワンシーン、アニメ、ミュージシャンのライブ

好きなものを自由に見ることもできて、老若男女問わず誰もが楽しんでいます。

YouTubeの映像っていったい誰が作っているのでしょうか?それは、

ユーチューバー

こういう職業の人たちがいます。

ユーチューバーは映像コンテンツだけで収入を得ているプロから、かわいい映像を作っているアマチュアまでいます。

あなたが思い浮かぶ、ユーチューバーは誰でしょうか?今じゃ、芸能界にも進出しているヒカキンさんではないでしょうか?

ユーチューバーのヒカキン

wikipediaより

へたな芸能人より知名度はかなり上ですね。ヒカキンさんは2011年から動画の配信を始めています。

YouTubeが日本に定着する前から、地道な努力をされてここまで有名になられました。

この活躍を見て、憧れる子どもたちも多いことでしょう。

ユーチューバーになりたいっ!!

こんな声を、あなたの周りでも聞きませんか?そうです、今じゃ子どもが憧れるユーチューバー。

でも、本当にユーチューバーで将来生きていけることができるのでしょうか?

今回は「ユーチューバーたちは本当に稼ぐことができているのか?」これを検証していきます。

子どもが憧れるユーチューバー。将来なりたいランキングは何位?

どんどん上がる

子どものなりたい職業は?

  • 男の子 警察官、消防士、野球選手、サッカー選手
  • 女の子 ケーキ屋さん、お花屋さん、CA、看護師

今までの子どもたちの将来の夢はこのようなものでした。それが、今では変わりました。

2017年中学生のなりたい職業ランキング

1位 ITエンジニア・プログラマー
2位 ゲームクリエイター
3位 Youtuberなどの動画投稿者
4位 プロスポーツ選手
5位 ものづくりエンジニア

引用元 将来なりたい職業|ソニー生命保険株式会社

2017年の調べでは、なんと3位に入っています。これも、ヒカキンさんやはじめしゃちょーさんの影響なんでしょう。

中学生がスマホを自分で持てるようになったことも、ユーチューバーの順位を上げたのでしょう。

ユーチューバーたちは、みんなしっかりとした収入があるのでしょうか?

ヒカキンさんやはじめしゃちょーさんは、いうまでもなくYouTubeでの収入はあるでしょう。

気になるのは、もっともっと下のユーチューバーたちです。

趣味の程度や、ちょっとしたお小遣い稼ぎなら別にいいのですがどうなのでしょうか?

子どもたちが憧れるように収入はあるのでしょうか?




ユーチューバーは稼げなくなった?理由はここにあります

少しのコイン

2017年には、中学生の憧れる職業ランキングで3位にランキングしたユーチューバー。

何千万、何億円も稼いでいるユーチューバーもいることは確かです。

2017年のユーチューバーの収入ランキング

1位「フィッシャーズ」年収3億3千万円
2位「ヒカキン」年収2億6547万円
3位「ヒカル」年収1億5325万円
4位「キッズライン」年収1億4945万円
5位「はじめしゃちょー」年収1億4410万円

このようなランキングになっています。サラリーマンの生涯収入を軽く超えていますね。
ランクインしている人たちは、

YouTubeが出てきたときに飛びついた人

たちです。「さぁ、これからユーチューバーになるぞ!」って意気込んでも遅いことでしょう。

稼げない理由はこのようなところにあります。

以前までは、ユーチューバーに入る広告収入は0.1円ぐらいでした。
現在では1再生=0.02円ぐらいまで落ちているといわれています。30万回、再生されて0.02円×30万回=6,000円
100万回再生でも20,000円ほどです。

なぜ、このようになってしまったのでしょうか?答えは、

ユーチューバーの数が以上に多くなったこと

です。そのためこのようなことが起きてきました。

低品質な動画や過激な動画が増えた

あなたも、動画を見てください。コンテンツとしてYouTubeはレベルが低くなったと感じませんか?

知らない兄ちゃんや、姉ちゃんが出てきて「やばい、なにこれー!?」みたいな動画の多さを感じませんか?

ねねこ

こういう動画が品格を下げているよね

「○○をやってみた!」「○○にチャレンジ!」この系統の動画もYouTube自体のレベルを下げてしまってます。

こういう動画に企業側が、

自社に都合の良くない動画に広告が掲載されるのが好ましくない

と捉え、世界第6位の広告代理店ハバスの撤退後に

「トヨタ、ホンダ、マクドナルド、ペプシ、スターバックスなど」が撤退しています。

このため、Googleも取り締まりを厳しくしています。

  • 広告が掲載できるのが、総再生数1万回以上と審査も厳しくなりました。
  • チャンネル登録数が1000人以下だと広告が付けられなくなっています。

低品質な動画を排除したいのでしょう。
ユーチューバーは稼げれないことが分かっていただけたでしょうか?

100万回の動画を作ろうとしても簡単にはいきません

ヒカキンさんの動画も広告数は減っています。今後、YouTubeは消滅するとまでいわれています。

なかなか、ユーチューバーで収入を稼ぐのは難しそうですね。




まとめ

 

子どもの夢ではありますが、なかなか厳しい現実があります。

もう数年もしたら、新しいコンテンツが出てきてYouTubeからそちらにシフトしていきそうですね。

真剣に考えるより、動画を見てくれたらいいな程度がいいのかもしれません。

憧れる分、大きな壁があるユーチューバー。やはり二番煎じは難しいようです。







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