夫婦で寝室を分けるのはあり?なし?
結婚してまだ数年の夫婦なら考えにくいかもしれませんが、月日が経つとこう考えてしまうシーンも多くなってきます。
いびきがうるさい、生活スタイルが違う、どちらか寝る時間が遅い。理由がこれほど出てくると、寝室を分けようか…?と悩んでしまいますよね。
それで悩んでいる夫や妻のあなたへ。寝室を分けると、その後どうなるか気になりませんか?実践してみたので、結果を見て判断してみてください。
夫婦で寝室を分けることに賛成。その夜の出来事
我が家の話です。
2022年の12月、サッカーワールドカップ日本VSクロアチア戦の夜に事件は起こりました。
0時にキックオフだったため、その寸前で妻がテレビをオン。
しかし、わたしは次の日の早朝から仕事のため寝たい…。妻はサッカーが見たい。これがケンカの種になったのです。
約一時間にわたって夫婦ゲンカが始まりました。これをきっかけに「夫婦で寝室を分ける」ということになりました。
ただ、「夫婦仲がこれ以上悪くならないのか…?」と不安な面もあったのは本音です。
夫婦で寝室を分けてみて率直なメリットとデメリット
「夫婦で寝室を分けてみようかな…」
こう考えている夫や妻はたくさんいるでしょう。しかし、なかなか踏み切れない夫婦もいるはずです。
その理由は…、夫婦不仲になったり、離婚の原因になったりしないか?ということではないでしょうか?
寝室を分けなければ…。なんてことがないように、メリット&デメリットの確認をしてください。
ちなみに私たち夫婦は、会話レスでセックスレスです。こういう状態の夫婦が寝室を分けたら生活にどういう変化が起こるのか?
寝室を分けて一ヶ月が経ったときのメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット① 睡眠の質がアップします。日中も眠気に襲われることはありません
寝室を分けて良かった。そう思ったのは、「睡眠の質が良くなった」と感じたからです。
今までは、夫婦で生活スタイルが違ったため、寝る時間の差が二時間ほど違いました。
そして、相手に合わせて自分の寝る時間を作っていたのです。寝たいときに寝れないなんてかなりのストレスでした。
今では、夜の10時30分に布団に入ることがルーティンです。次の日は、本当にスッキリ起きれて仕事もはかどります。
寝室を分けて本当に良かった!と心から感じることができ、一番大きなメリットといってもいいぐらいです。
メリット② テレビの音や部屋の明かり!寝る前のイライラがなくなる
テレビの音がうるさくて眠れない、部屋の明かりを消してくれない、隣でスマホを見ているからまぶしい。
寝ようとするタイミングで相手がこんなことをしていたら、寝る前なのにイライラしてしまいます。
その他にも、寝相が悪い、いびきがうるさい、寝言がひどい、トイレに行く度に目が覚めてしまう。
これらのことが一気に無くなったわけです。安眠できるのはいうまでもありません。
イライラがなくなったことで、入眠するまでの時間が短くなり布団の中で心地よさを感じるぐらいまでになりました。
メリット③ いっしょに寝ていたときよりパートナーへの接し方が優しくなる
我が家では妻が、「お休み」「おはよう」と声をかけてくれるようになりました。
「なんだそんなこと…」
仲が良い夫婦からはそういわれるかもしれませんが、会話レス&セックスレスの私たちにとっては驚くようなことです。
いつも隣で寝ていたパートナーが毎晩いないわけです。人に優しくなれるときなのかもしれません。
寝るとき起きたあとのあいさつさえ今まではありませんでした。すごい進歩ではないでしょうか?
デメリット① ベットでのスキンシップやセックスがなくなるかも?
20~30代の若い夫婦は、同じベットや布団に入ってスキンシップをしたりセックスがあったりするでしょう。
しかし、寝室を分ければそういうことはなくなってしまいます。
このことで、「寝室を分けるか迷う…」と悩んでいる人は多いでしょう。
それに危機感を感じたのならどうすればいいのか?一週間のうち〇曜日は、「どちらかの布団で寝る」などルールを決めておくのもいいですね。
そういうことで、夫婦ではなく「男女」として新鮮さを感じることはメリットになるのではないでしょうか?
我が家は会話もセックスもないので、何ひとつデメリットはありませんでした。
デメリット② 会話の内容は薄く、量は激減するので注意
同じベッドに入って会話を楽しむ夫婦もいるでしょう。
寝室を分ければ、会話が減ることは間違いありません。わたしの場合は、お風呂から出たら自分の部屋にこもってしまうので妻の顔を見ない夜さえあります。
会話が多い夫や妻がパートナーなら、相手のストレス加減を確認しながら、段階的に寝室を分けるのがいいでしょう。
帰宅して妻と会話がない。それでは、男性でもストレスが溜まってしまいます。段階を踏みながら対応しましょう。
例えば、パートナーのいびきが原因で、寝室を別にするなら…。
- 相手にいびきのことを伝える→「疲れているの?」「心配だから」など言葉をかけ、中傷するようなことを言わない
- いびき対策グッズで対応→グッズや枕を変えてみる
- 布団やベッドを分けてみる→「布団が狭いから眠りにくい?」理由をつけて別々にしてみる
- 寝室を分ける→「ひとりの方が寝れるかもしれないよ?」と段階的に分けていきましょう
ポイントは、「相手の心を傷つけないこと」です。初めから、「いびきがうるさいから、寝室は別!」なんていわれたら、パートナーも苦痛でしょう。
会話レスの我が家では問題ありませんが、苦痛と感じる夫婦は対策をしておかなければいけません。
自分の寝室に行くとき、「明日の予定は?」「明日は外食をしよう」簡単な会話をしておくことも大事なことです。
まとめ
寝室を分けてから、一ヶ月過ぎた結果を話します。
私たち夫婦は、元々会話がなかったせいもあって、「会話をしたときにある程度の新鮮さ」を感じることができました。
なかなか眠れなかった夜、お互いにイライラしていたものが解消されたのでしょう。
そして、夜もずっと顔を合わせることがなくなったことが功を奏したみたいです。参考にしてみてください。
寝室を分けたことで、今まで以上にあなたたち夫婦が仲良くなるきっかけになれば幸いです。